【鍼灸 IMADE】の治療は、自費のみです。(保険は扱っていません)
自費なので、料金設定は自由なのですが……。
施術料金を決めるのに、実はけっこう悩みました。
自分なりの目安はあったのですが、この料金設定、いろんな人に反対されました。

圧倒的に多かった意見が 「安すぎる」
私が料金を決める最大の目安にしたのが、
「師匠(鍼灸の)の価格と同じ」
でした。
全身治療・体丸ごと 3500円
これがウチの施術料です。
使う鍼の本数にかかわらず、お灸などをしてもオプション料も発生せず、
約1時間の治療がこの価格。
「安すぎる」と言われるのも当然です。
鍼灸の自費治療では、全身やって5000円~が相場のようです。
高名な先生だと、ン万円しても普通です。
けれど、師匠曰く、
「通える金額やないとあかん」
1回3500円でも、週に1回通えば、月に14000円です。
最初の内はもっと頻繁な治療が必要な場合もあります。
毎月数万円の出費を、しんどくて困ってる人に強いたらあかん。
これが師匠の意見です。
もちろん私も、おおいに同意しています。
技術を安売りするな?
「安すぎる」という反対意見の理由は、ほぼ、これです。
鍼灸の施術料は、ほとんどが技術料と言っていい。
在庫や材料のロスなどの出ないものです。一人でやっている院なので、人件費もかかりません。
家賃・光熱費・通信・広告費・鍼や衛生用品などの消耗品、かかるコストはそれぐらい。
なので、施術料は技術料。
その技術料を安く設定するのは如何なものか、というのが反対意見の主旨です。
鍼灸師の資格を取るのに、かけた時間とお金。
技術を身につけるのに、かけた時間とお金。
決して安くはありません。
それを考えると、たしかに安すぎかな? と思わないでもありません。
誰がウチを必要としてるだろうか?
どんな人が【鍼灸 IMADE】に来るでしょうか?
20代~40代前半の、若い世代のサラリーマンが中心です。
彼らが毎月、自由に使えるお金はどれほどあるでしょうか。独身であっても、それほど多くはないでしょうし、既婚者だとさらに少ないだろうと思われます。
もし仮に、毎月10万円使えるとしても、1回の施術料が1万円だと、その半分を鍼灸治療に出すことになります。
出せない金額ではないかもしれません。
でも、自由に使えるお金の半分とかほとんどを、鍼灸に使っちゃっていいの?
レジャーやショッピング、趣味などに使えるお金に余裕がなかったら、生活そのものが楽しくなくなります。
当面は治療に専念して、楽しみはその後だ、という考え方もあるでしょう。
けれど私は、楽しむことも治療のうち と思っています。
あまりにもストイックな生活は、却って健康を害するとさえ、思っています。
自分を律することは必要ですが、それは決して楽しみを持たないという意味ではないと思うのです。
で、結局 3500円に落ち着いた・笑
鍼灸院、とくにウチのように全身治療を基本としてやっているところには、ドクターショッピングの果てにたどり着く、という方がとても多いのです。
検査や薬の服用を続けても、根本的な改善があまり見られない、どうも納得できない。
病院以外のなにかはないか。東洋医学なら、なんとかなるかもしれない……。
そう思ってやってくる方が多い。
慢性化した症状は、気長な治療が必要です。
やはり師匠の言う「通える金額でないとあかん」わけです。
これはあくまでも私の考えであって、施術料数万円の鍼灸院が“ぼったくり”だと言っているのではありません。念のため。本来、そのぐらいの価値のある技術ではあるのですよ。

