鍼灸はED治療に有効か? ED治療の選択肢いろいろ

2016年02月08日

    EDの治療にはいくつかの選択肢があります。
    もっとも優先すべきは、病院できちんと診てもらうことでしょう。

    EDの原因はさまざまですが、糖尿病や動脈硬化など生活習慣病の前段階であったり、疲労やストレスなどが内分泌系に影響しておこることもあります。
    また、重大な病気が隠れているかもしれません。
    まず、きちんと診てもらうことが大事です。
    そして、もしなんらかの病気がみつかったなら、きちんと治療する。
    それだけでもEDが改善するかもしれません。

    過去のセックスの失敗がトラウマになっている場合のEDは、治療薬の服用が効果的です。
    「ちゃんとできた」という事実を重ねることで、トラウマから脱却できることが多いからです。
    治療薬はきちんと病院で処方してもらうのが一番です。

    鍼灸でED治療という選択肢

    では、どういった場合に、鍼灸治療を選択すればいいのでしょう?

    ・薬を服用し続けることに抵抗がある。
    ・セックス後の疲労感がひどい(心地よい疲労ではない)。
    ・性欲自体があまりない。

    こういった場合に、鍼灸治療を考えてみるのがいいと思います。

    薬を服用し続けることに抵抗があるのは、自然な形で勃起・性交をしたいからでしょう。
    セックス後にひどく疲れてしまうのは、体全体の調子が落ちているからと思われます。
    性欲自体がないのは、体全体の調子が落ち、心まで疲れてしまっているのかもしれません。

    鍼灸治療は、体全体を調えていきます。

    人間の体を、胃や腸や膀胱、筋肉や骨、肩や腰といったパーツでとらえません。全体がつながったものとして、丸ごととらえます。
    そして、心と体も密接に関わったものとして見ます。
    体の調子が上がれば、心のあり方も変わってきます。ぐっすり眠ってすっきり目覚めた時には、朝の散歩でもしようかと思えるけれど、眠っても疲れがとれてないような時は、動く気にもなかなかなれません。
    体の調子を良くすることで、気分や気持ちも上を向くようになります。

    EDをきっかけに、自分の健康に関心を持ち、いつまでも元気な体でありたいと思い始めたなら、鍼灸治療を試みてはいかがでしょうか。

    鍼灸施術

    具体的になにをするのか?

    「ED治療って、局部に鍼を刺されるのでは?」
    そう思う方が多いかと思います。
    局部にはしませんから、ご安心ください(笑)
    (へそ下や仙骨付近への施術はあります)

    鍼灸治療は、体全体を調えるものです。
    「勃起させる」のではなく、「勃起のできる体にしてゆく」治療です。
    なので、ED治療においても「全身の氣血の巡りを良くする」治療が中心となります。

    施術の基本の流れは こちら で解説しています。

    基本の施術をしながら、おひとりおひとり、その日その時の調子をみながら、選穴(ツボを選ぶこと)、刺鍼。
    刺激量もその時々の状態で加減していきます。

    このような治療には、即効性はありません。
    鍼灸治療をしたその日からビンビン! なんてことは、あまりないと思います。
    けれど、治療を継続することで、ED以外の症状ーー眠れない、凝りがひどい、腰痛、胃腸の調子が悪い、冷えやむくみ、頭痛、眼精疲労などの症状も改善されていきます。
    体全体の調子が上がっていくわけです。

    また、ED治療では、運動や食事など、ご自身で見直さないといけないものもあります。
    パートナーとの関係性や、心のありようもEDには深く関わっています。

    生活面、心理面に関しての相談やアドバイスを、施術しながら、あるいは施術後にさせていただいてます。
    きめ細かなサポートは、1対1で、じっくり時間をかける施術だから、できることです。


     

    どのような治療を選ぶかは、なにを求めているかで違ってきます。
    即効性を求めるのなら、薬の服用が一番。
    EDをきっかけに、体全体を調えたい、健康増進したいという気持ちになったなら、鍼灸治療を選択肢に入れてみるのもいいと思います。