激しいトレーニングは不要 ~ED改善・予防の運動~

2015年12月03日

    EDを改善・予防するために、運動は不可欠です。
    といっても、激しいトレーニングは必要ありません。
    寝る前や、日常の動作の中で行う軽い運動で、改善・予防をしましょう。

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    筋トレ、好きですか?

    ジムに行くと、老若男女、いろんな世代の方がいます。
    ふっ! はっ! と、かけ声でも出しそうな勢いで、マシントレーニングをしているのは、たいていが男性。歯を食いしばり必死の形相の方もいます。
    筋トレ、好きな人が多いですね。マッチョな体に憧れるのでしょうか。

    EDの改善・予防には、それほど激しい筋トレは必要ありません。
    ハードな筋トレは、筋肉を一度壊し、再生させることで筋肉を太くしていきます。マッチョな体を目指すなら、そういった筋トレがいいのかもしれませんが、EDの改善・予防には、筋肉の太さよりも柔軟性の方が大事です。
    そして、継続することも大切。
    ジムに行く時間や費用をかけなくても、生活の中で無理なく行える運動なら、継続もしやすくなります。

    いくつか、EDの改善・予防に役立つ運動を紹介します。

    スクワット

    定番中の定番みたいな運動ですが、下半身を鍛えるのにかなり有効です。
    ポイントは、

    ① 勢いをつけないこと。
    ② 膝の向きはつま先と同じ方向へ。
    ③ 脚を曲げた時、膝がつま先より前に出ないようにする。
    ④ 動く時に、息を止めない

    【基本】
    脚を肩幅より少し広めに開いて立つ。
    ゆっくりと腰を落としてゆく。
    ちょっと苦しいかな? と思うところまで腰を落としたら、数秒キープ。
    ゆっくりと戻ります。
    これを5回~10回程度の、無理のない回数で行う。
    (上の①~④のポイントを踏まえてやると、意外にきついです・笑)

    【四股タイプ】
    基本より脚を大きく開いて立ちます。
    ゆっくりと腰を落としてゆくと、相撲の四股のような方になります。
    膝の角度が90度ぐらいでキープ。
    腕を使って、腿を外側に押し広げる。
    腰の高さを変えないままで、左右に動かす。ゆっくりと重心を移動させるような感じです。
    四股タイプは、股関節の柔軟性を高める効果があります。

    腹式呼吸

    寝る前や起きる前など、ふとんの中でもできるのが腹式呼吸。
    ポイントは、

    吐く息に重点を置くこと。

    仰向けの状態で、膝を立てます。膝の角度はだいたい90度ぐらい。膝を立てることで腰が緩みます。
    かかとはコブシ2個分ほど広げます。(あまりこだわらず、やりやすい体勢で大丈夫です)

    まず下腹に手を当て、息を吐ききります。もう吐けないというところまで吐く。
    吐ききったら、息を吸う(自然に吸いたくなります)。この時に、とくに“腹式”を意識しなくてもよい。胸や背中が反るようになってもOKです。
    次に、ゆーっくりと、細く長く息を吐きます。細く長く吐こうとすると、自然にお腹で吐くような形になっていきます。深く吐く時(吐ききる前)に肛門を締めるような感じに力を入れると、尾てい骨が少し浮き上がります。
    吐く時に背中が丸くなり、吸う時に背中が反ることで、脊柱が自然に動くので、深層筋のストレッチにもなります。

    これを毎日10回程度やります。
    慣れない内は体に力が入り、うまく呼吸ができないかもしれませんが、とにかく“吐く”ことに集中して、細かな体勢などは気にせずに続けていれば、だんだんとコツがつかめてきます。
    そうなると、1分間で2~3回のリズムで呼吸ができるようになります。

    正しく立つ

    これが運動? と思われるでしょうが…笑
    やってみると意外にできないものです。

    壁を背中にして立ちます。
    後頭部・背中・お尻を壁につける。かかとは指1本分くらい、壁から離します。ふくらはぎは壁につきません。
    腰の反っているところに、手のひらを入れます。手のひらが入るか入らないかのギリギリぐらいまで、腰を立てます。
    これが横から見た“まっすぐな姿勢”です。
    たいていの人は、腰が反りすぎています。腰を立てようとすると、下腹部に力が必要なのがわかるのではないでしょうか。
    正しく立った状態を覚えて、信号待ちなどの時に意識して、正しく立ってみましょう。ときどきは壁に背を当て立ってみて、自分の姿勢のチェックをしていれば、自然に正しく立てるようになってきます。

    また、歩く時は足の裏に意識を向けてみてください。
    親指の付け根や足心で踏んばる、歩くように意識する。正しく立った姿勢で、足をしっかり地に着けて歩く。
    これだけでもじゅうぶん運動になります。
    いつもいつも意識する必要はありませんが、通勤や仕事の合間、買い物の途中など、いつでも思い出した時にできる運動です。
    階段の上り下りも、筋肉を意識してゆっくり動くだけでもずいぶん違います。その時々で、意識する部位を変えてみるのもいいでしょう。今日はお尻の筋肉を意識してみる、今日はふくらはぎ……といった具合に。

    体を動かす時に筋肉に意識を向けてみると、ふだん、いかになにげなく体を動かしているかに気づけます。意外なほど、筋肉を使っていなかったりするのです。

    無理せず、ゆっくり

    いろいろな運動法や健康法が、世の中にはたくさんあります。
    そんな中、私がすすめたいのは、無理をしないもの。
    アスリートなら激しいトレーニングも必要になってくるかもしれませんが、一般人が、健康の維持・促進を目的におこなうものは、無理せず、ゆっくり、コストもかからず続けられる。それが一番だと思っています。
    効果を上げるためのポイントはいくつかありますが、細かい形や回数などにとらわれず、自分が本当に快いと思える動作が、体にとって“いいもの”なのです。


    鍼灸IMADE では、このような運動や生活のアドバイスなどを、施術後や施術しながらおこなっています。